怒り狂っているような波の音が、山の上の家まで響いている。
朝8時にはオンショアが吹き出し、
そのショートセッションでスペシャルな波に乗れた人は、
実力・感・引き寄せと愛があるサーファーだと思う。
↑Hiroshi君
↓Tadasuke
今年はノーグラブを練習するらしい。
すでに完璧ですけど・・・

↓Hayashi君
ミドルでこの大きさのトンネル。

↓Akasakaya-san

午後、風がオフショアに代わると
タダスケが一番最初にパドルアウト。
朝よりはるかにサイズが上がり、
はるか沖からウネリの影が見えだす。

JPSAの試合のため、プロサーファーの姿は少ない。
けれど続々と地元サーファーが集まる。
皆が「ガン」を持ち出し、
太いリーシュを付け、
ここの波が無駄になることは無い。

素晴らしい地形と、台風スウェルがマッチして、
巨大な波でも形がホールドしているのが逆に恐ろしい。
まるでノースショア、サンセットビーチのよう。
↓仲野マー君
試合をまわっていないことが逆にかっこよく、本物であることを証明してくれた。

とりあえず私もパドルアウトするものの、
陸から見る波と、
入ってからパドリングして波のブレイクを真横で見るのとは天と地の差だった。
セットの波に乗れる気がしない。
明らかにボードのミスチョイス。
結局パーリング有りの、2本だけテイクオフ。
でもこの場にいて、皆と波のエナジーを感じるだけで興奮した。


↑Leki君
サンセット、いや徳島。
誰かの板が折れる度に、皆で安否を確認しながら、
誰かがドロップすると歓声があがり、拍手が沸いたそんな夕方。

↑千葉公平氏
皆がガンを持ち出すのが、何よりかっこよく見えた。
名声なんて一つもいらない、このスタイル。
でもここの波にチャージしてメイクする皆を心から尊敬します。
ここにアップしていない写真が後600枚ほど。
全ての写真にその一瞬とストーリーが詰まっています。
まずは今のこの熱いフィーリングを残したかった。
2014 9.28
All photos are taking by リョータマン。
彼は夕方の1本目で、買ったばかりの6`3を折りショックがっています。