ゴールドコーストから移動して、 ビクトリア州のフィリップアイランドに来ました。 IMG_9031 ここまで来るのに色々あり、 ソロモン諸島に行くチケットを買っていたのに、 フィジー沖で発達した巨大サイクロンなどの影響で結局ソロモン行きは断念。 IMG_9032 その代わりに、ゴールドコーストを延長しました。 サイクロンのウネリは乗れましたが・・・ ソロモンの代わりに、 ニュージーランドか、ビクトリア州(ベルズビーチ近辺)で迷い、 今回はAUSのビクトリアにしました。 IMG_9036 ということで、 急遽、メルボルン行きのチケットの手配、 キャンピングカーの手配、 ウエットとジャケットなど調達・・・ などなどばたばた。 昨日メルボルに到着しました。 IMG_9037 まずは6年ぶりのフィリップアイランドを目指すことにしました。 気温は朝晩は15度、 日中は28度前後です。 この島は車で30分走れば、島の端から端に行けます。 その中に数えきれないほどのポイントがあり、 ワールドクラスのブレイクも数カ所。 そして何よりそそられるのが、 種類豊富な野生の動物がたくさんいること。 IMG_9057 とてもとても田舎です。 満点の星空に、無音。 寝る時は、自分の心臓の音が良く聞こえました。 波はあふれるほどあるのに、人が少なく、 今日はわざと人がいるピークに入りました。 IMG_9090 一直線の道路の両脇には、 羊、牛、時々カンガルーとワラビー。 (海には巨大ホオジロサメが多いことでも有名みたい汗) IMG_9092 この2日間で、 カンガルー、ワラビー、ペリカン、グース、ウサギ、などなど会えました。 IMG_9155 キャンピングカーは、 空車が無く、エスティマを改造した物になってしまったけれど・・・ 冷蔵庫、シンク、ベッド、テーブルなど全て完備。 2日目にして愛着が沸いてきました♩ IMG_9169 約6年ぶりのこの島、 以前は4回ほどWQSのために家族、友人、ROXYチームなどと訪れていました。 まさかまたこのタイミングで来れるとは思っていなかったので、 とても感慨深いというのか、嬉しい! ペンギンとコアラに会えるかな〜

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10代の時初めてオーストラリアに来て、 "サーファーズパラダイス" という名前の町があると知った時、 「オーストラリアってすごいな」と思いました。 IMG_8930   先日そのサーファーズパラダイスの間を複雑に流れる川でSUPクルージングに行ってきました。 アツシさんの家の裏から出発、 目指すのは2kmほど先のナオキさんの家前まで。   豪邸が並ぶシェブロンアイランドを横目に、 反対側にもホワイトハウスの様なお屋敷がずら〜〜〜〜っと並んでいました。 IMG_8909 どのお家も船着き場があり、 大きなクルーザーやスピードボートが置いてあります。 自家用ヘリコプター、ヘリポートがあるお家もありました・・・ IMG_8914 海とつながっているので、 潮の流れがあり、潮と風をよむのも難しくかなりハードワーク。 ナオキさんの家前のラグビー場で一休憩して、 帰路へ。。。 向かい風で行きの倍かかりました。 IMG_8913 途中で、ボードより大きなエイとぶつかりそうになり、 エイもビックリ、体をねじらせて避けていってくれた・・・ 長くて大きなしっぽが真下に見えて、 本気でビビりました・・・ IMG_8942 四国では味わえないクルージングでした♩

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毎日スーパーバンクはゴーイングオフしています。 昨日ゴールドコーストは高波高潮でビーチが削られたり 車が流されたりと事件になっていました。。。 今週末はビーチは「オールクローズ」とTVニュースでやっていたので、 今日はノーサーフかな?と思っていたら、、、 スーパーバンク、サーファーで溢れかえっていました。 IMG_8973 数年ぶりに、スナッパーからキラまでサーフィン。 ローカルサーファー、WTサーファーはジェットスキーを使って確実にキラのセットをメイクしていました。 IMG_8981 それにしても、 サーファーのために、砂を流すという仕組み、すごいです。 クイックシルバーPROに向けて地形もどんどん整っている感じ!? それにしても約1.8kmのラインナップに何百人のサーファー達、 思い思いのボードに乗って、 皆がサーフィン上手い。。。 IMG_8983 2 毎日のパドルで、パドル筋が発達してきました・・・

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オーストラリア6日目。 朝晩は涼しく、 日中は射す様な日差しです。 IMG_8591 半日はオフィスですが・・・ 体の大きなオージー体温に合わせて、部屋の中はアラスカです。 IMG_8692   私が来る前の週から最高の波が続いているらしく、 オフィスと波乗りで、 気がつくと夜になって、 気がつくと次の日になっている・・・ IMG_8699 名物ディジュリドゥおじさん。 WT選手が試合に向かう時、 後ろからお祈りの歌を唄っています。 今日は、スナッパーの看板に向かって、 何やらお祈りを歌っていました。   #QUIKPRO #ROXYPRO の準備もせっせかと進んでいるようです。 IMG_8739 日に日に、スーパーバンクは人が増えてきているらしい!? 波が上がると、 ゲットポジションにサーファーが溜まっていきます。 セットが切れた瞬間に、 一斉にドワァーーーーッと入るから、 サーファーのお団子が海の上を転がる感じ。 IMG_8732 IMG_8744 IMG_8769 昨日はスペシャル級にサーファーが多く、 私は波乗り人生で、一番の込み具合で入りました。 バーレーヘッズ、カランビン、その他どこも良くなく、 上からも下からもサーファーが集まり、 約1.8kmのレギュラーオンリー・スーパーバンクに この人の密集度。 何百人のサーファーが入っていたのです。 2000人だ!という声も。 IMG_8795 私は2時間入って、乗れたのは3本。 乗ろうと思ったらダメですね笑 ここは、ミックやパーコ、デスーザ、ローカルサーファー達のライディングを眺めると思って、 海に浸かる気持ちです。 IMG_8806 インドネシアの誰もいない一人ぽっちの波待ちと、 世界一混雑しているスーパーバンク。 今月は極端な面白い月になっています♩ IMG_8823 海から上がってからも、 日が暮れるまで皆のライディングを見学しました。 見ていて飽きない! IMG_8826 今週末に向けて、 まだまだ波が上がるようです。 落ち着いたらちょっと足を伸ばして遠出しようと計画中〜   昨日の夕方は、彼と海ーキラで晩ご飯♩ IMG_8836 Aloha from AUS.

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今回、島でサーフィンをしている時、 ビーチで一人のおじいさんに声をかけられて、 ハッとししたことがありました。 「ニッポンジン?」 ニホンジン?でもジャパニーズ?でもなく、 発音良く、「ニッポンジン?」と聞かれて、 地元住民の人達の歴史にも戦争がしっかり刻まれているのだなと知りました。 IMG_8294   小雨が降る中、 私は運転手さんが引き続き案内してくれた 政府が管理しているという 敷地?小屋?資料室にも行くことができました。 IMG_8285 何回挨拶しても、誰も出て来なかったので、 勝手に小屋の中に入り、 当時の地図や、 兵隊さんの服、時計、眼鏡などを見ていると、 ようやく一人の女性がやってきて、 ゲストブックに名前を書くように促してきました。 IMG_8287 ゲストブックの過去をさかのぼって見ても、 日本人の名前は見当たらず、 インドネシア人の学生かと思われる記帳がほとんどでした。 (社会勉強などで来るのでしょうか?) 展示されているものは、 日本軍の物がほとんどですが、アメリカ軍の物も少し混じっていました。 IMG_8291   政府が管理していると行っても、 誰でも入れて、 案内人もおらず、 正直、大きな広場という場所でした。   無造作に放置されていると言ってよい状態で、 戦車、プロペラ機、機関銃などが置いてあります。 雨ざらし、 もしくは赤道から1度ずれた場所であるここは、炎天下になるはずです。   銃弾の痕や、 飛行機が落ちて、プロペラが曲がったものや、 側面の壁が吹っ飛んでしまったものなど、 当時の場面が鮮明に頭にイメージされていきます。 IMG_8292   雨に濡れているヘルメットに触れると心の痛みが強くなりました。   一通り見て回ると、 運転手さんが敷地内の端っこの方にある小さな小屋を指指し、 しきりにインドネシア語で何か伝えようとしてきました。 IMG_8295     運転手さんは小屋へ行こうとしないのですが 亮太と私に何か訴えかけてくるようなので向かって行ってみることにしました。 鍵のかかっていないこの木の扉を開けるとショックでした。 IMG_8282 遺骨のお部屋でした。 開いたままの段ボールに詰め込まれている遺骨。 (段ボールの遺骨は、散乱していたものを拾い集めたものみたいです) 白い土嚢袋に入っている遺骨は、 状態よく見つかったもののようで、 一人一袋と分けてありました。 IMG_8273   数年前に、日本人と地元の人達で大きな洞窟から拾われたらしいです。 まだ手付かずの洞窟もあるみたいです。   この部屋は辛かったです。 辛いのですが、部屋から出れないのです。 IMG_8281   資料室で知ったのですが、 ヘルメットをかぶったまま見つけられた日本人兵も多くいたようです。 ヘルメットを付けたままの状態で何十年もいたなんて。 IMG_8274   二つめの袋を見させてもらうと、 食器が一緒に入っていました。 もうこれ以上は見れませんでした。 IMG_8279 資料室に、セピア色の日本兵の方達の写真がありました。 その横に、マッカーサーの写真がありました。 彼の写真は、今のカメラで撮って現像したものと変わらないくらい、 カラーで鮮明でした。   この日の気持ちはまとまらず、 今でもちゃんと文章にできません。 IMG_8271   ゲストブックを出してきた女性に、 最後に日本人が来たのはいつですか?と聞くと、 前回のお正月と教えてくれました。 遺族の方が時々供養に訪れるそうです。 IMG_8223   個人的には日本政府の対処や処理については分かりませんが、 でも今でも遺族の方がいて、 失った家族のことで心を痛めている人達がいるというのが現状。 まだ戦争は日本でも続いていると強く感じた瞬間でした。 IMG_8224     フィリピン、スマトラからニューギニア、マーシャル、ソロモン・・・ 今ではサーファーにとっては夢の地です。 国籍関係無く、一緒にサーフィンしています。 70年、されど70年。 IMG_8302 運転手さんは最後に、 モニュメントがあるビーチに連れて行ってくれました。 きれいなビーチです。 かつては、太平洋のウネリをかわすここに戦争のための船が出入りしてたようです。 IMG_8323 訪れた戦地痕から車で10分で港町に出れました。 IMG_8320 この日の記録はブログでは終わりにします。 ここに訪れたからといって、私はこの資料室にもっと良い保管室のための寄付もできませんし、 遺族の方にも何もできません。 現在進行形で世界で戦争が起きていることを知ること。。。 今後 この日見た事、感じたことは、 私の中で何回も思い返されると思います。

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